強迫性障害の子どもを持つ親の悩みとして多く語られるのが、子どもの巻き込み行動です。例として子どもがつくった強迫のルールを家族に強要してきたり、確認のために「大丈夫?」と仕切りに聞いてきたりすることが挙げられます。もしかすると、なんとなく「巻き込みには応じてはいけない」ということは知っていながらも、しつこく要求をしてくるので「巻き込まれている方が楽」といった生活になっているかもしれません。
たしかに、巻き込みに応じると巻き込みがエスカレートしていくのは間違いないのですが、ただ突き放して応じなければよいというのも正解ではありません。子どもは必ず意味があって巻き込みをしているので、その意味を理解していくことが大切です。その上で親側の「巻き込まれ行動」を計画的に減らしていく必要があります。
当オフィスでは、親だけの相談であっても、「どうしてその子どもがその巻き込み行動をしているのか」理解し、「その場合、巻き込まれ行動を計画的に減らすにはどうしたらいいのか」と、’そのご家族に応じた’対処を考えていきます。お子さんを連れていきづらいというご家族は、まず親だけでもご相談にいらしてください。
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