ブログ | 子どもの強迫性障害、不登校を改善 東京都中央区

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2020.1.19子どもの強迫性障害

強迫性障害の子どもへの接し方(概ね10歳前の子どもの場合)

子どもの強迫性障害では、保護者の方の目につくような行動が多く出るものです。階段を上り下りするなど変な行動や儀式を繰り返す、箸の置き場所をピシッと定位置にするなど対称性や恒常性にこだわる、その他にもチック、抜毛などが生じることもあり、どうやって接すればいいのかと悩んでしまうのです。

概ね10歳になる前は、こうした行動についてあまり指摘せず、自然と見守る程度の関わりが良いでしょう。頻繁に指摘すると症状が固定化したり、悪化することがあります。保護者の方の関わりが問題の原因ではありませんが、悪化させる要因にはなります。指摘せず見守るだけで症状が和らいだり、気にならないほどに改善することもあります。もし、子どもが自分の強迫症状について違和感や不安を口にするようであれば、その気持ちに共感し、安心させてあげると良いでしょう。特に、幼児期から小学校1年くらいまでの子どもは漠然とした不安を口にすることが多いように思います。

また、強迫症状ばかりに目が向き、それまでの健康的な生活が行われなくなることが頻繁にあります。家族で楽しく過ごす、友達と遊ぶ、習い事をする、勉強する、学校行事に参加するなど、それまでの活動をやめてはいけません。大人がうつ病になったときのような「まず休む」は、子どもの強迫性障害では第一選択にならず、多くの場合に悪い影響を及ぼします。

もちろん、このような対応だけで全てが改善するわけではなく、専門的なサポートが必要な場合も多くありますが、子どもの回復力、成長力には目を見張るものがあり、こうした対応が改善に繋がることも多いのです。