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2020.2.27子どもの身体症状や不定愁訴

頻繁に訴える身体症状にどのように対応すればいいのか

身体に異常がないのに腹痛や頭痛を訴える場合、心因性やストレス性、自律神経の乱れ(自律神経失調症)と言われることが多いと思います。これらは、身体に原因となる特定の病理がなく、心理的要因や環境要因が症状に影響していることを意味します。子どもは、自ら解決できない葛藤や不安などの困りごとを認識して、うまく言葉で表現することができません。そのため、具体的に問題を解決しようとするより、身体症状や問題行動として表現されることが多いのです。腹痛や頭痛だけでなく、吐気がある、手足に力が入らない、目が見えない、耳が聞こえない、声が出ないなどの身体症状として表現されることもあります。

多くの場合、本人の負担となっている環境を整えながら、症状を軽くするための薬や「大丈夫!元気になるよ」という保証や希望により、気がつくと治っていたという経過を辿ります。多少の症状はありながらも、うまく対処しながら支障なく生活できる場合もあります。対応のポイントは、訴える症状にとらわれずに、日々の生活で起きている困りごとを具体的に解決していくことです。

長引いて改善されない場合は、より丁寧に、葛藤や不安についてみてみる必要があります。学校での友人や教師との関係、家族関係、発達面や学習面、性格傾向など。一見、直接子ども自身に関係がなさそうなこと、例えば、引っ越し、父親の単身赴任、祖父母と両親の不仲、受験へのプレッシャーなどが影響していることもあります。それらを踏まえて対応を考えることが大事です。